炭酸足湯のススメ。冷え症対策&リラックスに効果的!

カテゴリー: その他炭酸の活用法

暖かい足湯
炭酸を活用した足湯は、手足の冷えが気になる方や長時間の立ち仕事・座り仕事による足のむくみに困っている方に特におすすめです。今回は効果的な炭酸足湯法について紹介します。

冷え対策に効果的な足湯

皆さんもご存知の通り、足は「第2の心臓」とも呼ばれています。これは足が静脈血をスムーズに心臓へと送り届ける「ポンプ機能」を担っているためで、そのポンプの原動力は足の筋肉の力です。
しかし現代人は昔と比べて運動不足。ちょっとそこまでの買い物も、徒歩では無く自転車や車を使ってしまう…ということが多くなっています。
電車や自動車の普及で、自分の足で歩くことが少なくなっており、その分足の筋力は衰えているといわれています。

また、一般的に女性の筋量は男性に比べておよそ65%です。そのため女性の足は男性と比べ静脈血を心臓へと押し戻す力が弱く、血行不良が起こりやすくなり冷えやむくみにつながります。冷え性を改善するためには運動で筋力をつけるとともに、血行を改善することが最善策です。

運動の効果は理解したけれど、今悩んでいる冷えをすぐになんとかしたい!・・・
こんな時は温めるのが一番です。
さらに普通のお湯よりも炭酸ガスの溶け込んだお湯のほうが、保温効果が高いため、より冷え性改善に対して効果的です。

炭酸が足湯に最適な理由

炭酸イメージ炭酸ガスには血管を拡張して血液の循環をよくする効果があることから、昔から炭酸入浴には温浴効果を高め、冷え性を改善しやすくするだけでなく、疲労回復・痛みの緩和にも非常に効果的だといわれています。
その他炭酸温浴には古い角質を除去して代謝を高める等の美肌効果もあるため、足湯の持つ効果をさらに高めることが期待できます。

家庭での効果的な炭酸足湯

ご家庭で足湯を行う場合、40℃程度のお湯をひざ下まで張って両足をつけるとより効果的です。難しい場合は大きめの洗面器にくるぶしまでつかる程度でもOKです。上半身が冷えないように暖かい恰好で行いましょう。
また最近では足湯に便利な足湯専用のバケツや保温機能の付いたフットバスなども市販されています。直前に市販の炭酸ガス入り入浴剤を溶かして、10~15分両足をつけましょう。ぬるくなってきた場合はやけどをしないように気を付けながら熱いお湯を足して湯温を保ちます。
炭酸ガス入り入浴剤が無香や微香のタイプなら、お湯にお気に入りのアロマオイルを垂らすと、ほんのり香る蒸気を吸い込むことによって、リラックス&リフレッシュ効果も得られます。

まだまだある!足湯が持つ嬉しいメリット

リラックス・女性血行促進・血流改善効果により代謝促進が期待できる足湯はダイエットにも効果的だといわれています。さらに自律神経を整える働きがあり、リラックス効果・安眠効果もあるといわれています。そのためストレスフルな生活をされている方や不眠気味の方にもおすすめです。また入浴と比べて手軽かつ体力の消耗が少ないため、風邪・ケガや高齢等でお風呂に入る事が難しい場合にも気軽に行う事ができるというメリットもあります。

ずっと愛される健康法、足湯

日本でも古くから健康法として親しまれてきた足湯ですが、西洋でも風邪を引いたときのホームケアとしてフットバスがよく行われています。また近年では美容と健康への意識が高い女性を中心に注目されている「温活」(※日常生活の中で心身を芯から温め健康を保つ活動のこと)の基本「頭寒足熱」の考えにも適した健康法でもあるため、生活の中に取り入れる人が増えています。

さいごに

自宅でも手軽に行う事ができ、様々な健康効果を持つ足湯。
さらに炭酸の力を利用した炭酸足湯にすることで、その恩恵を最大限に生かし、リフレッシュ&リラックスが期待できます。