お肌の弾力や潤いの決め手となるのがコラーゲン。そのコラーゲンの生成に必要不可欠なのが“ビタミンＣ”と“酸素”です。
炭酸パックとビタミンＣ誘導体化粧品で賢く“ビタミンＣ”と“酸素”をスキンケアに取り入れて、ハリのある美肌を目指しましょう！

線維芽細胞でつくられるコラーゲン

肌の弾力や潤いには欠かせないコラーゲンは真皮層の線維芽細胞で作られます。線維芽細胞とは肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンをはじめエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞です。若い頃は線維芽細胞の働きが活発でコラーゲンの新陳代謝がスムーズに行われるので、ハリと弾力のあるみずみずしい肌を保つことができます。しかし、紫外線等の外的ダメージや加齢によって線維芽細胞の働きが衰えると新陳代謝が低下してしまいます。コラーゲンが変性をおこして弾力を失うと真皮組織が緩み、皮膚にシワやタルミが表れやすくなります。つまり若々しい弾力のある肌を保つためには、線維芽細胞でのコラーゲン生成を助ける事が重要なのです。

コラーゲンの生成に必要不可欠な“酸素”と“ビタミンＣ”

線維芽細胞でのコラーゲンの生成に必要なのが“ビタミンＣ”と“酸素”です。“ビタミンＣ”は美肌の王様とも呼ばれる程の万能な成分です。残念なことに人間の体内では合成できない成分なので外から取り入れる必要があります。ところがビタミンＣはそのままでは肌に塗ってもほとんどが肌内部へ吸収されません。しかし、現在ではビタミンCも進化しており、浸透性に優れたビタミンCも誕生しています。こちらについては後ほど説明します。
一方“酸素”は、炭酸パックでお肌に届けることができるのです。炭酸パックには肌細胞に酸素を供給させる働きがあるからです。

詳しくはこちら
炭酸博士の研究室＞炭酸の肌への働きやその効果について

炭酸パックのデリバリー・システムで有効成分をしっかり届ける

炭酸パックには有効成分をお肌の奥深くまで浸透させる効果、ドラッグ・デリバリー・システム（ＤＤＳ作用）があり炭酸パックとビタミンＣ誘導体を併せて使うことで、通常では届きにくいお肌の奥までビタミンＣを効率的に届けることができます。特に真皮層には毛細血管が張り巡らされているため、そこに炭酸（ガス）を届ける事で血管を拡張し、酸素の供給を盛んにすることで“ビタミンＣ”と“酸素”という新しいコラーゲンを作り出す材料が豊富になります。

ビタミンＣ選びは浸透力がカギ！

またビタミンＣの美容効果を充分に発揮させるためには、まず肌への浸透性の高いビタミンＣ誘導体を選ぶ必要があります。例えば、新型ビタミンＣ誘導体”ＡＰＰＳ”はビタミンＣ誘導体の中でも抜群の浸透性と高い美容効果を誇りながらも低刺激、という優れた成分です。正式名称は「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」と言います。APPSの成分は水溶性・油溶性双方の長所を有し、従来型ビタミンＣ誘導体と比較しておよそ数10倍から100倍もの性能で表皮細胞に浸透するといわれています。またビタミンＣの持つ美容効果（ニキビ跡のケア、シミ、クスミ等への効果）に加えコラーゲンの生成に働きかけシワやたるみにも効果をもたらす事が研究されており、エイジングケアに高い効果が期待できるといわれています。

さいごに

線維芽細胞で作られているコラーゲンの生成に欠かせないのが“酸素”と“ビタミンＣ”。炭酸パックと高機能なビタミンＣ誘導体を併用したスキンケアは酸素とビタミンＣを効率よく取り入れられる最強タッグ。肌のハリのなさにお悩みの方は、この2つの化粧品を組み合わせコラーゲンの生成を促し、弾力のあるプルプルお肌を手に入れましょう！