スーパーやコンビニで手軽に手に入る炭酸水。最近はダイエットやお通じの悩みの解消のために飲んでいる方も多いようです。ですが、炭酸水のいいところは「飲む」だけではないのです。

実は炭酸水に含まれている二酸化炭素が汚れを浮かせる性質があり、また雑菌の繁殖を防ぐことができるので掃除や洗濯にも効果を発揮するのです！
今回は飲む以外でキレイになる炭酸活用法を紹介します。

フローリングの床拭きや窓拭きに活用

水拭きの代わりに炭酸水を使ってお掃除すると、前述のように炭酸水は汚れを浮かせ、雑菌の繁殖を防いでくれます。
また、炭酸水で窓拭きすると炭酸水は乾きが早いので水跡がつきにくく、キレイに仕上がるのも嬉しいですね。

他にも、鏡磨きやキッチン周り、メガネのレンズやリモコン、TVやパソコンモニターなどの液晶画面の汚れも綺麗にとれます。（汚れの度合いによって落ち方に差があります）

敏感肌の方やなんでも口に入れてしまう赤ちゃん、ペットがいるご家庭などは、お掃除で薬品や洗剤を使うのは抵抗がありますが、炭酸水なら安心してお掃除できます。

洋服のしみ抜き・洗濯に活用！

外食した時に洋服にシミをつけたしまった時、しみ抜き道具なんてないので慌てておしぼりでふき取ったりしますが、そんな時にオススメなのが炭酸水です。
炭酸水には汚れを浮かせてくれる性質があるので、シミがついてしまった部分に炭酸水をつけて、おしぼりなどで叩くようにすると、シミが浮き上がってきてキレイに落とすことができます。

また、ご自宅の洗濯でも汚れがひどい衣類は炭酸水を薄めた水につけ置きしてから洗濯すると汚れが落ちやすくなります。

炭酸水は色素の強い醤油や赤ワイン・コーヒーなどの落ちにくいシミにも効果があります。
布を置いた上にシミのある部分を重ね炭酸水を含ませた布でトントンと軽く叩くようにし、色素を下に置いてある布に移すようにすると、だんだん色が薄くなってきますので、色素が落ちるまで続けます。

注意点：お掃除に使うのはただの炭酸水だけにしましょう。言うまでもありませんが、糖分が含まれている炭酸飲料をお掃除に使うとベタベタしてしまいます。

炭酸水を身近なもので簡単手作り

市販の炭酸水でも安く購入することはできますが、実は身近にあるものだけで炭酸水を手作りすることもできます。

ペットボトルなどの密封できる容器と、重曹、クエン酸（なければレモン汁でも可）、水道水があればOK。

500ml入りのペットボトルであれば、重曹クエン酸をそれぞれ小さじ1杯（レモン汁の場合は大さじ2杯）入れ、水約500mlを注ぎいれフタをし、しっかり閉めたら良く振って混ぜればできあがりです。

注意点：フタを開ける際には飛び散らないように注意してください。

掃除のみに使用するのであれば、クエン酸・重曹は工業用で十分です。飲料と兼用する場合は食用をご使用ください。

さいごに

スーパーやコンビニで手軽に手に入り、身近なもので簡単に手作りもできる炭酸水。今回ご紹介したお掃除を始め、洗顔やダイエットにと、さまざまな活用法を知っていると便利ですね！