炭酸入浴でつるつる美肌&疲労知らずのハッピーボディへ

カテゴリー: 炭酸ヘッドスパ・ボディケア

古くから健康や美bathtime容に良いと知られている炭酸泉浴。今回はその炭酸浴を毎日のバスタイムに取り入れる事で、『美肌に導く理由』や『効果的な入浴メソッド』等をご紹介します。

市販の炭酸ガス入り入浴剤で手軽に炭酸浴

日本でも温泉の研究は進められているものの、炭酸泉についてはその数自体が少ないため、科学的な検証もこれからという段階です。しかし識者にはその健康効果が良く知られており、炭酸泉の恩恵をもっと手軽に受けられるようにと研究がすすめられてきました。すっかりおなじみになった炭酸ガス入りの入浴剤の他、近年では一般家庭でも使用できる人工酸泉装置も登場し、健康や美容に関心の高い人たちの話題になっています。
シミ、シワなどの肌トラブルに悩んでいる人や、血行不良で顔色が悪い、乾燥肌でカサカサしているといった人は、市販の炭酸ガス入り入浴剤を使ってみましょう。ひじやひざ、かかとがガサガサ・ゴワゴワしているという悩みにも効果的です。炭酸泉には内側から血管を広げ、血流を促進し、酸素を細胞に届ける作用だけではなく、皮膚表面を弱酸性に保ち、保護する作用もあります。

健康な肌のpH値はおよそ5.0~6.0とされており、弱酸性であることにより細菌の増殖や異物の侵入を防ぐなどお肌を外敵から守ります。炭酸ガス入りの入浴剤を使用したお湯はpH6.0程度で、まさに健康的な肌に近い弱酸性となっています。炭酸ガス入り入浴を毎日の習慣にする事で、すべすべでみずみずしく内側から耀く肌をキープする助けになります。

ストレスによる疲れを炭酸入浴で解消

特に肌トラブルや体調不良に悩まされていなくても、日々のバスタイムを有効に使えばより元気でイキイキとした明日につながります。ストレスの多い現代社会では誰でも「疲れ」をためこみやすいもの。それは重い物を持ち上げたり、全力で走るといった筋肉を使う肉体的な疲れよりも、対人関係の悩みや、時間に追われるなどのストレスで、知らず知らずのうちに筋肉の緊張が続いてしまう疲れの割合が高くなってしまいます。身体を動かすことが少ないデスクワークは、じっとパソコンや資料とにらめっこしている時間が長い分、精神的な面も含めて疲れやすいといっても過言ではないでしょう。疲労とは、運動や生活をしていくなかで、筋肉につくられる乳酸などの疲労物質がたまって起こるものです。この疲労物質は通常であれば、血液循環によって代謝され排出されますが、ストレス等で筋肉が緊張していると血流が悪くなり排出されにくくなってしまいます。つまり、体の抹消や皮膚表面に張り巡らされている毛細血管が広がり血行が促進される炭酸入浴は、疲労回復方法として大変理にかなっているのです。

自宅で炭酸入浴をより効果的に楽しむポイント

自宅で炭酸入浴をより効果的に楽しむにはいくつかのポイントがあります。一つ目はお湯の温度です。炭酸には「低温で水に溶けやすく、高温になるほど抜けやすい」という特性があるので炭酸入浴の際はぬるめのお湯がベターです。オススメは半身浴、体への負担が少なくかつ足の方に確実に水圧がかかるため、足から心臓への血液循環を促します。また長時間(目安として20分~30分程度)じっくり入る事で体の芯まで温まり、湯冷めしにくいと言うメリットもあります。熱い湯に短時間は入るのみでは皮膚のごく表面しか温まらないため一時的にポカポカしても、すぐに冷めてしまい効果が十分に引き出せるとは言えません。
半身浴
二つ目は入浴剤を入れるタイミングです。市販の炭酸ガス入り入浴剤は入浴直前に入れましょう。炭酸の作用はおよそ2時間持続するとされていますので、家族など複数の人が時間をおいて入る場合は、入浴剤を入れてからできるだけ2時間以内に入浴を終えるといいでしょう。

さいごに

今回のポイントをまとめてみました。
■ 炭酸入浴には血流促進作用があるため、美肌や疲労回復など美容と健康面で嬉しい効果が。
■ 自宅での炭酸入浴をより効果的に行う際のポイントはぬるめのお湯にゆっくり(目安は20分~30分)つかること。半身浴が特におすすめ。入浴剤は入浴直前に入れ、できるだけ2時間以内に入浴を終えましょう。