炭酸パックは本当にシミに効く?シミ対策に良い理由とは

カテゴリー: 炭酸パック・スキンケア

160330_1年齢と共に増えて濃くなってくるシミ。

一旦できてしまうと美容液だけで消すのは容易なことではありません。

美白化粧品、サプリメント、半身浴等など、シミの改善には効果的と言われているものは色々な方法がありますが、ここでは炭酸パックでのお手入れを紹介します。

シミができる原因

シミのできる一番の原因は「紫外線」によるものです。
これは万国共通の認識だと思います。
人に有害な紫外線は波長によりUVA、UVB、UVCの3つに区分されます。

UVA

日焼けを起こさないが、皮膚の奥深くに浸透し、しわ・たるみの原因になる。

UVB

日焼け・しみ・そばかすの原因になるほか、白内障、皮膚がんを発生させる可能性があるといわれる。

UVC

太陽光線に含まれるが、オゾン層があるため地表には到達しない。

私たちの体を守るためにメラニン色素が紫外線を防御いているのですが、一方でシミの原因でもあります。紫外線以外にもシミの原因は以下のことがあげられます。

  • 肌の乾燥、ターンオーバーの乱れ
  • 睡眠不足、ストレス
  • ビタミン不足
  • ホルモンバランスの乱れ

これらの原因を放置していると、シミを改善するどころか、ますます増やしてしまいます。

炭酸パックはシミに効く?

体を紫外線から守るために作られたメラニンは、ターンオーバーによって排出されます。

肌のターンオーバーを整えるためには何が良いのか?その強力なサポーターが「炭酸パック」です。

炭酸パックは炭酸ガスを閉じ込めたジェルを肌に塗布するパックです。炭酸ガス(CO2)が皮膚を通じて吸収(DDS作用)されると、血管から肌に酸素O2を取り込み、CO2をヘモグロビンに渡します。血管のCO2が増えると、体は「酸欠だ!血管を開け!」と血管拡張作用が起こります。結果、血流が良くなり、大量の酸素を運んでくれるのです。

160330_2炭酸パックを塗った肌の血行をよくしてターンオーバーを促すことで、肌に潤いと柔らかさを取り戻すとともに古いメラニンを含んだ角質を排出することができれば、肌は徐々に透明感を取り戻していきます。

体験談:炭酸パックVSシミ

ニキビが治ったあとの色素が沈着してしまい、たくさんのシミができてしまった私は美容クリニックでシミを消そうとするも「このシミにはレーザー治療は適しません」と治療してもらえずあきらめかけていたのですが、炭酸パックを半信半疑で使ってみたところ徐々に薄くなってきました。完全に消えるところまでは行きませんでしたが、近くからでもよく見なければ分からない程度まで薄くなりました。まさかクリニックでも治療できなかったシミがここまで薄くなるなんて、と思うと本当に嬉しいです。(20代女性)

ひっそり隠れたシミ予備軍

シミには、目に見えているもの以外にも肌の奥に今はまだひっそりと隠れて、表面にでてくるかもしれないシミ予備軍も存在します。メラニン色素がスムーズに排出されるように炭酸パックで肌のターンオーバーを整えるお手入れが効果的です。

ストレス解消にアロマテラピーや半身浴などを行いながら炭酸パックで同時にお肌のケアを行うのもオススメです。

さいごに

160330_3シミ対策はお肌のターンオーバーによって改善されます。炭酸パックはターンオーバーを整えるのに効果的ですが、規則正しい生活やバランスのとれた食事を心がけることはとても大事です。

一般にターンオーバーはおよそ28日周期と言われています。早く何とかしたいという気持ちになりがちですが、焦ってはいけません。

正しいケアを続けていくことがシミ解消の一番の近道です。